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海外赴任3か月前にやることリスト【また自分が海外赴任するならこの方法でやる・オススメ手順】

2022年8月29日

【現役駐在員】海外赴任3か月前のやることリスト【また自分が海外赴任するならこの方法でやる・オススメ手順】

アメリカに海外赴任中のジェフです。自分が海外赴任を言い渡されたのは赴任の3か月半前だった。そこから海外赴任経験者数人に連絡を取り、何が必要かを教えてもらい準備したという過去がある。

海外赴任のような数の少ない事例は、一般的には知られていないのでインターネットで共有した方が有意義だと思い、この記事を書いている。

当時思ったのは、「出発まで3か月しかないじゃん!」準備が間に合うのか?という不安だった。この記事に辿り着いた人も不安な部分があり検索したと思う。

海外赴任する後輩から「他の赴任者よりもジェフさんのアドバイスが一番役に立った」と言われたこともある。自分の経験や反省点、アドバイスなど全部を踏まえてこの記事をまとめたい。

これから海外赴任する方の参考になるように、そしてこの記事を読んで少しでも心のストレスを軽くしてもらいたい。

この記事で解決できること

・海外赴任に向けた心の準備
・海外赴任前に実際のやらなければならない事
・どの作業を先に行った方が良いか
・どの作業に時間がかかるのか

ジェフ

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この記事の目次(クリックでジャンプ)

海外赴任が決まったらすぐにやった事

海外赴任が決まったらすぐにやった事

海外赴任の辞令を受けたときに初めに思ったことは、仕事への不安と、英語への不安と、健康への不安だった。そしてまず日本にいなけれできないことは何か?と考えたときに思ったのは、健康への不安を解決することだった。

住居手続きや様々な契約の変更や解約などのことも頭をよぎるが、今すぐに行動しなくても問題ない。引っ越しした経験がある人はわかると思うが、1週間もあれば十分可能だ。

海外の医療費は高いと聞くし、やっぱり健康への不安を先に解決するかとなると思う。その他にもどんな事を優先的に行うべきか見ていく。

1-1 健康診断を受ける

健康診断が一番最初に行わなければならないことだと思う。

もし健康診断で異常が見つかった場合、治療に時間がかかるかもしれないからだ。何もなければそれはそれでOK。海外赴任前に健康診断を受けましょうという企業は多いはずだ。

1-2 予防接種を受ける

健康診断の次に早く受けておいたほうがいいことは予防接種だ。

国によって移住するには、予防接種が必要な国も存在する。そして日本では産まれた年代によって受けた予防接種が異なりその要件を満たせていない場合がある。

そして予防接種には、一回で終わるものもあれば、複数回打つ必要があるものもあり、1回目と2回目で数週間時間を置く必要があるものがある。先に済ませておく方が吉である。

1-3 歯医者へ行く

健康診断、予防接種と来たら大体予想できたと思うが、歯医者も早めに行く必要がある。

なぜならば歯の治療も同様に時間がかかるからである。そしてなんといっても日本は歯の治療費が安い。海外は保険適用外で虫歯一本で数万円なんてこともある。できるだけ虫歯は日本で直していきたい。そしてもし日本出張があった際など馴染みの歯医者で定期健診することをオススメする。もちろん赴任先でも治療することも検診することも可能だ。

1-4 パスポートの更新

海外へ行くために必要なパスポートの更新も必要である。

車の免許証の更新をしたことある人は多く身近だろうが、パスポートの更新はなかなかやる機会が少ない。そしてその更新期間については、車の免許証の更新のように期限が切れる一か月前ではなく、パスポートの場合は、期限の一年前から更新可能である。

パスポートの残り期間が短い方は更新をオススメする。赴任期間中にパスポートの更新のために日本へ帰らなければいけないなどといったことが発生する可能性もある。

1-5 ビザ準備

先のパスポートを更新したのは、ビザを取得するためでもある。

ビザを取得するために領事館での面談と英語での推薦書が必要である。推薦書と言っても分かりにくいので転職などで使う職務経歴書だと思ったら良い。内容はググってもらえれば分かるのでここでは説明しないが、まぁまぁめんどくさい事だけ言っておく。

そして領事館で言われて印象に残っていることに、ビザを発行するということはその国の人の職業を1人分奪う事になる。その覚悟がありますか?だった。

たしかに言ってることはごもっともだし、なんかちょっと悪いことしている気にもなった。だから自分じゃないとダメな理由を中心に推薦書を作ると良いかもしれない。

1-6 航空券手配

赴任が決まると出社日を調整し航空券手配が必要である。

ここは会社によっても変わるだろうから一概には言えない部分もある。でもチケットを取るうえで、旅程表なんかは作らないといけないはずなので早め動いておく方が良い。直前になると乗りたい便を予約できなかったり、希望したい通路側/窓側の席に空席がなかったりするため早めに動きたい。

1-7 国際免許の取得

駐在する国で一番最初に車を運転するには国際免許が必要である。

行く国にもよるが基本的に車社会の地域が多いのではないだろうか?そしてほとんどの国は右側通行である事が多く、その場合自動車免許証を取得し直さなければならない。

残念なことに免許センターに行って、日本で免許持ってるのでこの国でも免許ください!は通じない。

筆記試験、実技試験両方合格しなければならない。学生時代に自動車学校で学んだ良くない記憶を思い出す人もいるかもしないが、勉強するしかない。

筆記試験に受かった段階で仮免許合格となり、○○時間以上練習した人は、実技試験へと進むことができる。

このように少し手間である。現地の自動車免許を取得するまでの間に国際免許で車を運転することが可能なので、国際免許を取得してから海外へ行こう。

1-8 英語の勉強

英語については常に不安だった。

これまで勉強してきた人も実際に辞令があると不安になるはず。辞令が出てからが本番であり、そこからは本気でやろう!と気合をいれた。

しかしあとから冷静になって気付くのだが、3か月程度じゃどうにもならない。もっと前々から勉強してきたのに所詮この程度なのだ(笑)今後英語の勉強方法についての記事をまとめる予定である。

ちょっと焦った人はこちらの記事を読んでみてほしい。

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海外赴任1か月前にやった事

海外赴任1か月前にやった事

海外赴任一か月に前になると、引っ越しの準備やら住んでいる物件の解約など、やらなければならないことがギュッと詰まってくる。

それよりも前にできることを終わらせておくのが時間的にも気持ち的にも有利になると思う。

ここでは海外赴任一か月前にやったことを書いていく。

2-1 アパート退去

一か月前にする行う必要がある代表例と言えば、アパートの退去連絡である。

契約している不動産屋さんにもよると思うので契約をチェックしてほしい。"だいたい"一か月前が相場である。

1.5か月前くらいの方が不動産屋さんからするとうれしいかもしれない。

Webサイトに掲載する事もできるだろうし空き部屋リスクを減らせると思う。

2-2 引っ越し下見と打合せ

不動産屋さんへの連絡と合わせて行いたいことはに引っ越し業者との打ち合わせと荷物下見がある。

これは一か月前でもギリギリ間に合うといったところ。早ければ2か月前にした方が良さそうな気がする。

この打合せで、「海外へ送る荷物」「日本国内へ送る荷物」や「スーツケースに入れて持っていく荷物」に分けることを支持される。そして次回いつ荷造りするか、搬送するかを打合せする。

自分の話になるが引っ越し自体は過去に5回経験したが、引っ越し業者に頼んだ引っ越しは初めてだった。段ボールに詰める作業も業者がやってくれるのでめちゃくちゃ楽だし、早いしで助かった。高いだけはあるなと感心した(笑)

2-3 インターネット解約

現代社会においてインターネットは非常に重要で最後まで解約できないと思う。

そして海外赴任前の人にとってはもっと重要である。分からないことを調べまくることになるため解約はできなかった。自分は当時ポケットwifi(WiMAX)を契約していた。契約期間が設定されていないプランだったので電話一本で解約できた気がする。

話は脱線するが、自分のための備忘録としてWiMAXはもう契約しないと思う。あの賃貸ではWiMAXが4Gよりも遅くストレスだったため。

次、日本で契約する場合は、利用上限のないケータイ回線でテザリングするか光をひく。

話を戻す話を戻すと、違約金やモデム返却や回線の撤去費用が発生する場合も考えられるため、早めに解約方法を確認することをオススメする。

2-4 保険の解約

地震火災保険の解約、自動車の任意保険、バイクの任意保険を行った。

基本的に電話で解約の意思を伝えて書類が郵送されてそれを送り返すことで解約完了となるケースが多かった。

2-5 各種住所変更

自分が行った住所変更手続きを箇条書きで列挙しておく。

これらの住所変更を行ったが、一つの保険は契約者IDてきなものが分からなくなっており、問い合わせや書類を取り寄せている間に海外へ出発となりできなかった。

・国外転居届
税金を支払わなくて良くなるのでやっておくといい。※専門家ではないので詳しくは調べてください。

・郵便転送届
これ以降の物に関しては、基本的に郵便物さえ転送できれば問題ない。重要書類を見落とさないために必ずやっておく。ネットでもできる。

・各銀行の登録住所変更
銀行からの書類は結構重要なものが多いのでやっておく必要がある。ただし赴任中に銀行へ行き身分証明書の提示を求められたときは登録住所と同じ身分証明書を提出すること。

・クレジットカード住所変更
ほとんどをWebで完結しているので問題ないが、たまーに書類が届くので住所変更必要。

・保険の住所変更
年末調整用にハガキが届くのでそのために住所変更が必要。

・証券口座の住所変更
株主総会や配当金の郵便物が届くので住所変更が必要。

2-6 ETCカードの解約

海外ではETCカードが必要ないため解約する。

自分は楽天ETCカードのような条件付きで年会費無料のETCカードだったため解約した。日本へ出張した際にレンタカーに乗るときに必要じゃないか!と思われるかもしれないが、レンタカーの場合、レンタカー屋さんで借りることが可能。

海外赴任の準備の際の注意事項(住所変更)

海外赴任の際の注意事項

運転免許証の住所変更

 自分は実家の住所と日本でのアパートの住所が違う都道府県だ。だから会社近くの住所にしてた方が、出張など一時帰国で日本に帰ってきた際に免許証の更新がしやすいと思い、免許証の住所は変更しなかった。

これがあとからいろいろと問題になった。銀行などの身分証明として免許証が使えないので注意してほしい。当時はまだマイナンバーカードがなく写真付き身分証明書として免許証しかなかったのだ(パスポートでもいけた)。

だから銀行などの比較的お堅い企業では、結構トラブルになったりする。免許証かマイナンバーで身分を証明できるようにしていた方が後々便利なので、銀行登録住所と合わせておいたほうがいい。免許証は更新があるので自分の更新しやすい住所が良いと思う。

次、自分が海外赴任するならこの方法でやる【オススメ手順】

次、自分が海外赴任するならこの方法でやる【オススメ手順】

これまで各手続きについて詳細を説明してきた。この章ではおススメ手順をまとめたいと思う。ここで紹介する手順は、他人事ではなく、もし自分が次の海外赴任の辞令を受けたときにどの順番で行動するかを考えながら記載した。ぜひ参考にしてほしい。

1. 病院関連、(健康診断、予防接種、歯医者)

2. パスポートの更新

3. ビザ申請へ向けた推薦書作成

4. 片道分の飛行機チケット予約

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5. 各種住所変更(銀行、免許証、保険、クレジットカード)

6. 引っ越し準備(見積り、パッキング、掃除)

7. 光熱費関連の解約(水道、ガス、電気、携帯電話、インターネット、不動産屋)

8. 車売却

9. 国外転居届、郵便転居届

この記事のまとめ

・時間がかかりそうなことから先に始める
・特に病院関係の事から始めると良い
・出発一か月前から予定が詰まり始めるのでそれまでに終わらせる事ができる物は先に
・ジェフがもし仮に次回海外赴任する時の手順を示した

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